暴走族に愛される?!
プロローグ
「いいな夢。誰が来てもぜっったいに開けるなよ。」

私のお兄ちゃんは暴走族なのに私だけには、やさしい。

「わかってるって!お兄ちゃんは怪我しないでね。」

お兄ちゃんはドジだからこっちが心配するよー

「俺を誰だとおもー」

「兄貴ー自慢はいいから早く行くぞー。」

あぁ、隼人(弟)やっちゃったよ。

「おまっあとでおぼえとけぇ(怒)。」

お、お兄ちゃん、怖いよぉ

「お、お兄ちゃん。隼人。時間や、やばいよ。」

あれから10分はたっている。お兄ちゃんは自分の腕につけているキラキラの腕時計を見
て、慌てて靴を履いて、

「やっべぇ!隼人行くぞ。夢行ってくるな。」

お兄ちゃんは、そう言って私の頭を撫でて出て行った。

「夢ねぇあとで電話するから寝てるなよ!」

隼人、あとでタンコブつくってやる。

毎年、クリスマスイブはこんな感じで、2人は走りにいく。
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