暴走族に愛される?!

彼の本性

どこに行くんだろう。

私は今、黒の高級車ベンツに乗っている。

「夢ちゃん手首痛かったでしょー」

関西人の人は、私の手首を見ながら心配そうに言ってくれた。

「い、いゃ。あ、あのどこにいくんですか?」

うわぁ、尚哉さんこっち見てる・・・

「俺らの溜まり場だ。」
・・・タマリバ?

私の頭の上に?がいっぱいあった。

「ぷっアハハ!まだお子ちゃまにはわかんねぇか。」

し、失礼な!・・・尚哉さんわらうんだ。

「わっ私はもう15ですよ!」

「まぁだ15やないかぁ。俺なんかもう18やぞ!」
関西人はもじもじしながら私をちらちら見た。

「あーはいはい。櫂ついたぞー」

櫂?あっ!関西人かぁ。
そう、オレンジ色で関西弁の名前は櫂。

「18なんて若いですよぉ。ウチの兄なんか23ですよ。」

私の焦りながら早口言葉で言った。

「お前に兄貴いたんだな。」

尚哉さんはドアを開けながら言った。

夢ちゃんは櫂と尚哉と一緒に中はいっててー

翔さんが私の頭を優しく撫でながらどこかえいってしまった。

やっばり翔さんってやさしいなぁ

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