暴走族に愛される?!
「おい、いくそ゛。」
尚哉さんが煙草を吸いながら私を呼んだ。
あれ?なんかここ来たことがあるきがする。
・・・思い出せない、まーいいや!
この時、私は気づいていなかった。ここは、そう、あそこなのだ。
私は尚哉さんたちと溜まり場にはいった。中に入ると、ほとんどの人がガラが悪く、私を睨みつけている。
こ、こわいよぉ(涙)
「大丈夫だ。俺の近くにいたらな。」
あはは。私が苦笑いをしていると、きいたことのある声がした。
「夢やないかぁ!どないしたん?」
その声の持ち主はお兄ちゃんと同じ族の、先輩。雄次さんがいた。
・・・ここって、もしかして、お兄ちゃんの族の溜まり場じゃん!
「ゆ、雄次さん!どうしてここに!?」
私は、焦りながら雄次さんに聞いた。
「どうしてって、ここ俺らの溜まり場やから・・・」
ど、どうしよう〜
お兄ちゃんいないよねぇ
私は焦りながらお兄ちゃんを探した。
「なぁ、お前の兄貴ってだれだ?」
え、これっていった方がいいんでしょうか・・・
「い、いぁー個人情報なんで・・・あはははー」
よっよし!大丈夫だよね
「はぁ!?誰だよ。」