ほら、笑って笑って
この時の私は、ただ嬉しくて、浮かれていて、気が付かなかった。


社長が私の事を咎めない理由なんて、考えもしなかった。



ただ、隼人さんに会えて、隼人さんと付き合う事になれて、幸せだった。







「そうだ優衣ちゃん、写真見てくれる?



「はい!喜んで。」



信じられない、嘘みたいに幸せ。


そんな気持ちで一杯だった。




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