ほら、笑って笑って

連れられて来た店は小さなお店。


カウンターとテーブル席を合わせても10名程しかお客が入らないだろう。


でも、重い木の扉を開けたらコーヒーの香りが漂ってきて、思わず

「いい香り」

と呟いていた。



すると彼は

「だろ?ここのコーヒーは香りだけじゃなくて味も最高なんだ。」


なんて、得意げな顔をしていた。




でも、本当に期待出来そう。

ちょっとだけワクワクしてきた。

< 16 / 304 >

この作品をシェア

pagetop