センチメンタル自販機
「ほい、土産」

「お土産?」


確かめるように、頬から耳元へと手を伸ばしていた矢先、先輩が何かを差し出してくる。


何だろう、この既視感。

たしか、前もここで────。
< 20 / 46 >

この作品をシェア

pagetop