運命-さだめ-
腹が立った私は次の日
スバルくんを体育館に呼び出した。
「なんだよ…!」
とポケットに手を突っ込みながら、入ってくるスバルくん。
「ちょっと!千秋は関係ないでしょ?!
私の事が嫌いなんでしょ?なら傷つくのは私だけでいいじゃない!!千秋を傷つけないで」
「うるせーな!お前には関係ないだろ!」
体育館から出て行こうとするスバルくんの腕を掴む。
「関係あるの!!千秋をイジメないで!傷つけないで!」
スバルくんは腕を振り払い何も言わず、去って行った。