運命-さだめ-
「今日は転校生がきています。」
担任の林先生はそういいながら、入り口を見ながら拍手する。
入り口に自然を向けると、朝声をかけてくれた二人の男の子が入ってきた。
頭良さそうでもなく、ヤンキーでもなく、普通の男の子。
二人はなんだかとっても似てる。
「あっ!」
二人が私と千秋に気づく。
「知り合いなの?まあいいわ。とりあえず挨拶して」
「坂木拓郎です。よろしくお願いします」
「北山祐輔です…。よろしくお願いします」