運命-さだめ-
次の休み時間、千秋と屋上にいるとあの転校生2人が上がってきた。
「あ~。だりぃ」
見た目はしっかりしてそうなのに言葉はあんまり…。
この広い大空の下に私たちと男子2人。
千秋が積極的に話しかける。
「ねぇ、2人は友達なの?」
「なんでそんな事聞くわけ?」
「なんとなく…」
「ダチだけどなんか悪い?」
と拓朗くんがオレンジジュースを飲みながら言った。
「悪くはないけど…」
と落ち込む千秋。