運命-さだめ-






私は一人で空を眺めていた。

すると……




「なにしてんの?」



と祐輔が近づいてきた。




「さっきはシカトしたくせに話しかけるんだね」



と冷たく言ってやった。





「シカト?俺が?」




「うん…。「さっきはどうも」って言ったんだよ?」




「聞こえなかった…、ごめん」




「それならいいけど………」








< 9 / 25 >

この作品をシェア

pagetop