いつまでも
って絶対俺らしくないじゃん。

馬鹿みてえ。
俺…

すぐ返信を打った。

『ごめんねっ!昨日寝ちゃってた~。今日遅刻しちゃったし…』

送信。

早く返事返ってこないかなー…

それから3.4分後にメールがきた。

『え、遅刻しちゃったの??だいじょーぶ??心配だよう…』

あ、心配してくれてるんだ。
嬉しいわ。

『大丈夫だよっ!気にしなくて良いからっ。』

送信。

それから、他愛もない話で盛り上がった。

話題が尽きる事なんてなかったし、
俺は一回一回のメールが楽しくて仕方がなかった。

『お前好きな奴とかいんの?』

俺が始めて女に真面目に聞いた恋愛話。

『うーん、いるかもねっ☆』

そんな風に答えた君が愛しくなった。

ああ、俺、恋してるんだ。

そんな君が愛しくて、切なかった。





俺はきっと君に出逢った時から恋してたんだ。
”胸がキュンってなったり、キュウってなったりその人のことばっかり考えちゃうのが恋だよ”
なあ、ミユ。
俺恋したみたいだよ。
ミユが言ったとおりだよ。

胸が苦しくなった。
愛しくなった。
光の事ばっかり考えちゃう。

俺、おかしいのかな。


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