~幕末恋華~
ちょっ…、窒息死させるつもりですか…ッ。
危うく命が…。
「……。」
…ていうかそれより…、
「ど、どいてくれませんか…?(苦笑)」
いつまであたしの上に乗ってんだよこの人ォ~~ッ!!
「わわッ!す、すまんのっ。」
男は急いであたしから離れた。
…そんなに焦らなくても…(苦笑)。
「…あの、助けてくれてありがとう。」
もしあの時、この人が助けてくれてなかったら…今頃あたし、どうなってたんだろ…。