クローバー
それから悠哉はボールを片付けた。



「ほら夏花。荷物とってこい。帰るで」




悠哉に“夏花”って呼ばれただけであたしは胸が締め付けられる。



キュンッて…
トキメいてしまうねん。



たった名前呼ばれただけやのに…。




あたしは時間が経つにつれ悠哉を好きになっていく。





ずっと悠哉が何年経っても変わらず“夏花”って呼んでくれますように…。
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