クローバー

人気者

それからあたしはクラブに励んだ。


もうすぐ試合やから手を抜かんと…。

ってゆうてもいっつも手は抜いてないんやけどね。



試合が近いことに練習はめっちゃ厳しい。




「ナツ!お前はそこでなにやってるんや!パスもらってゴールまで運ばなあかんやろ!それが1番の役割やろ!!」


「はい!!」



先生にだって怒られへん日はなかった。


怒られる度思う…。

あたしはまだまだ頑張らなあかんって…。





でも怒られるのはキライじゃない。


あたしはこの先生はあたしのために怒ってることがちゃんと分かってるから。



それになんもゆわれへんかったらどこが悪いか分からんからね。


むしろ怒ってほしい。
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