クローバー
「夏花は今日も朝練？」


「そーやで。悠哉もやろ？」



あたし等バスケ部は男子も女子も毎日朝練がある。




だからあたし等は登校する時間が同じ。


いつも歩いて学校を向かってるあたしに悠哉が後ろから自転車のベルを鳴らしてくる。



これがあたし等の日課。



そして何でか悠哉があたしのペースにあわせて自転車を漕いでくれる。




そうゆうさりげな仕草があたしは嬉しかったりする。





毎日朝早いのはしんどいとはあたしは思わへん。



バスケしとかな落ち着かへんあたしはどんなにしんどいことでも耐えれる。



ってゆうよりしんどいと思わへん。


楽しみながらするのがあたしやから。






きっとこれは悠哉も同じ。
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