夏色のキミ〜sea side

告白




“あの海で待ってる”





そう言って駆け出した私に 純は何も言わなかった。


純との思い出の場所


初めて連れて行ってくれた時も


初めて花火を見せてくれた時も


初めて好きだと言われた時も


純はいつでも
優しい笑顔をくれた。





< 153 / 201 >

この作品をシェア

pagetop