夏色のキミ〜sea side
再会
ずっと電話帳から呼び出しては
繋げなかった番号
本当は何度もかけようとしたのに
私にはそんな勇気はなかった。
一度でもかけていれば
何かが変わっていたかもしれない。
一度でも会いに行けば
何かが変わっていたかもしれない。
そうして
いつも今更になって後悔するんだ。
一人で突っ走って
純の事何も気付いてあげられなかった。
純は一人で苦しんで
ずっとずっと堪えてきたのに
私は何も
助けてあげられなかった。
純
ごめんなさい。
私
やっぱりあなたが好きです。