夏色のキミ〜sea side

兄妹




楽しかった夏休みもあっという間に過ぎ

とうとう始まった二学期


久しぶりに顔を合わすクラスメイトは 髪の毛の色が抜けていたり、肌が焼けていたりと どうやら夏を満喫したようだ。


私は何ら変わりないが 夏休みで得たものは多かったと思う


純と花火大会へ行ったり 皆で花火をしたり

夏休みの最後の方には
遊び締めだ と皆でカラオケやゲーセンに行った。

そんな所に行って
花火大会の時みたいに絡まれたら と心配していたが
終始平和に過ごせた。

純はいつもこんな事を考えているんだろうか

そう思うと、やっぱり何だかやるせなくなる。



休みボケもようやく取れ
6時間の授業も、なんとか体に馴れ親しんだ頃



とんでもない事件が起こった。



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