たまごに恋したひよこ
プロローグ

今日もきみがやって来た。


ぼくのおうちにやって来た。




両足をばたつかせ、今日のきみは、やけに機嫌がいいみたい。


どうして?


ああ、わかった。
きっと、天気がいいからだね。



だって、雨が降っているときのきみは、いつも機嫌が悪いから。
ぼくがいくら話かけても、そっぽ向いて答えてくれようとしないから。






今日もきみがやって来た。


ぼくのおうちにやって来た。





今度はいつ、会えるかな?
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

たまごに恋したひよこ

総文字数/0

恋愛(その他)0ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop