私を見なさい!!!
二人の元カレ
それなりに暖かくなってきた今日。
私は奴と出かける約束をしていた。
所謂、デートといった所だ。
待ち合わせ時間には少し早かったのだが
「あ、誉ちゃん!!」
彼の声が飛び込んできた。
走りながらこちらへ向かってきてた。
「早かったね。待った?」
「ううん、大丈夫よ。おはよう」
軽く肩で息をしながらにっこり笑い、おはようと言った。
「今日は誉ちゃん、ふわふわだ」
なんて、嬉しそうに笑っている。