私を見なさい!!!
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「誉ちゃんはさ、どんな人とお付き合いしてきたの?」
私達はいろんな場所を転々とし、やっとカフエに落ち着いたところだった。
「ん…特に人種は決まってなかったなぁ。流れよ、流れ」
そうだ。いつも流れに任せてきた。
流れに逆らう程の恋愛なんて疲れてやってられない。
本気じゃないなら、そこまで頑張る必要なんてない。
だから、流されて流されて、自分を傷付けないで守ってきた。
まぁ、今回ばかりは踊り鰹な私だけど。
華厳の滝でも登ってそうよ。
疲れちゃうけど、嫌じゃない。