私を見なさい!!!


「蒲田ー!!!」


「久しぶりー!!!」


私の友達は同じ大学へ進学した奴等が多い。

だから、私は珍しい新種の動物のように迎えられた。



「久しぶり。で、例のイケメンは何人ほど?」

「いや、第一声がそれかよ…。えと、三人だったかな?」



宮谷にグッジョブ。



「じゃあ、後の二人は凡人か」


「蒲田…可哀相だよ」


いや、可哀相も何もイケメンじゃないお前等が悪いのだ。





< 6 / 77 >

この作品をシェア

pagetop