私の小さな物語






ある日の帰り道。





夏に近付いていることを思わせる生温かい風を感じながら俺は歩いていた。





そこで見つけたんだ。





灰色に染まっているキミを。





あんなに輝いていたキミが、なんだかくすんで見えた。





その隣には親友。





そして親友の前にはあいつの元カノ。





なるほど、修羅場ですか。





いつもは傍観するところだけど、今回はそういうわけにはいかない。





あまりにもキミが寂しそうだったから。






< 249 / 315 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop