私の小さな物語






「先生呼んでるぞ」






「え、あたしなんかしたっけ?」





おどけつつ高梨のあとについていく。





……?





そしてすぐに異変に気がついた。





高梨が向かってるのは明らかに職員室とは反対の方向。





だんだんと人気がないところに進んでる。





「高梨、本当にこっちに先生がいるの?」





「あ?あー……」





はぐらかす高梨。






何か企んでる…?




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