私の小さな物語






きっと、甘えてたんだ。





親とか世間への反抗心を優しい柊君にぶつけて。





柊君なら許してくれると思ってた。





全てを壊したくなる衝動に襲われるけど



あたしにそんな勇気はない。





怖い。





真実を知るのが、怖い。






悲しみの中にもやっぱり小さな怒りがあって。





嘘をつかれたとか。





裏切られたとか。






そんな醜い感情があふれだしそうになる。






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