ビター・ビター・チョコレート
ずっとこのまま。




永久に、二人で繋がっていたい。




そう願ってしまうほど、嬉しかった。




「ああっ」



美琴が背中を反らせてビクっと体を振るわせる。



その声で、頭がいっぱいになって。



全部が愛しくて。




狂いそうだった。





「もう……ダメ……」



美琴が、ぐったりとする。




その後ろから抱きついた。
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