ビター・ビター・チョコレート
「ダメ……今は、ダメ……」



嫌がる美琴の足を開く。




壊してしまいたい。



彼女をこのまま。



俺だけのものにしたい。





まだ、ヒクヒクと震える体に挿れた。



美琴の体が、大きく震えた。




「あーーーーーーーーっ」



と、彼女が大きく喘いだ。




俺は、その小さな体を突いた。





「あっ、あっ、ああっ」


泣き声のような美琴の声に、また欲情する。





「あああああああっ、慧人……」



そう言って、美琴は何度目かの絶頂を迎えた――。
< 29 / 87 >

この作品をシェア

pagetop