私と殺し屋の恋
***拓馬side***

俺は、月曜の朝、依頼を頼まれた。

頼まれたのは、水沢一家のお父さんからだった。

『自分の娘を殺してほしい』

と泣きながら、その男性は言った。

そして、俺は、水沢家に行った。

チャイムを鳴らすと、依頼を頼んだ男が出てきた。

最後に男は

「娘を、誰もいない場所で殺してください。」

と言った。

「わかりました」

と俺は言い、その男の娘の部屋に行く。

『コンコン』

俺は、その娘の部屋をノックした。

がちゃ・・・

部屋のドアが開く。

「!?」

俺は、思わず目を開く。

可愛い・・・

依頼した男の娘は、すごく可愛くて、美人だった。

「君の父親に殺すように頼まれた。来い」

と言うと、俺はその女の腕をつかみ、外に出た。

俺の心臓は、外に出るときにずっとドクン、ドクンと言っていた。

やばい・・・

今から俺は、この娘を殺すんだぞ?

なのになんで・・・

何で心臓がうるさいんだ?

「乗れ」

俺は、外に行き、その女を車に乗せた。

確か名前は・・・

水沢華凛だったな。

ていうか・・・

俺・・・

華凛て名前思い出した瞬間・・・

心臓がドキンとなった。

なんだ?

この感情・・・

もしかして俺・・・

こいつのこと・・・

好きなのか?
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