『さよなら』は言わないよ。
学校に着いた。
まだ早くて誰も登校する人は居なかった。
学校に来る途中、何度も立ちくらみや目眩がした。
私は、それを堪えて学校に来た。
教室の前に着いたので、扉を開けた。
―ガラガラ
すると、居ない人が恋しい人がソコに居た。
「………彼方?」
「おう。おはよう、琴。」
「おはよう。」
そう、扉を開けてるとソコには何時もギリギリに来る彼方が居た。
私は、席に座り彼方が居るのが不思議に感じ、聞いてみた。
「彼方、何でこんなに早いの?」
「ん?あぁー、何か朝、目覚めたとき嫌な予感がしてさぁ寝ようにも寝れないから来た。」
「ふ~ん。」
「琴は?」
「私は、早く目が覚めたから。」
「へ~。」
その後、私達は色んな話をしていた。
「おっす。オラ、蜜柑!」