わたし…イジメっ子です
「裕君の為に生きること」
『裕の…為に…生きること?』
「これから裕君のようにイジメに苦しんでいる人を見たら力になってあげなさい」
『…………』
「これは母さんが勝手に思ってる事だけどね、あんたは今と逆の生き方をするの!すぐには無理でも今の春汰ならきっと大丈夫!」
『…それで裕は俺を許すかな』
「許してもらおうなんて考えちゃ駄目じゃないかな?」
『……………あぁ』
そうだよな
許してもらおうなんて
考えちゃ駄目だ!!
俺は
変わらなきゃいけない
自分のした過ちを忘れないためにも
裕を忘れないためにも
裕の家族の為にも