わたし…イジメっ子です


『モテモテの春汰に言うのは本当に緊張するし身の程知らずだともおもってる…でもちゃんと伝えたい!私は……春汰が好き』


教室の窓からは秋の少し冷たい風邪が吹き込み私と春汰の間を流れる


胸が張り裂けそうなくらい緊張している


春汰の最初の言葉が怖い

黙って私を見つめる春汰

夕焼けに照らされて益々髪がオレンジ色に染まる

沢山空いていたであろう耳の穴も


元ヤンキーだと物語っている


だけど今の私には全てが眩しい


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