わたし…イジメっ子です


「見てみろよ!ライオンが餌食ってる」


ちょうど餌の時間で大きなライオンは肉の塊を食べていた


『自然のライオンは生きた動物を食べるんだよね…食べられちゃう方に悪いとか思ったりするのかな?』


「いや、罪悪感を感じるのは人間だけらしいぞ」

『そうなんだ。でも人間だって罪悪感とか感じない瞬間あるよね』


…私だって


だからイジメを...


シュンとしてる私の頭に春汰の手が置かれた


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