わたし…イジメっ子です


「…もぅヤだよ」


『冬子…ごめん!今まで辛い思いさせちゃって、今も…』


「やめてよ~私には夏生しかいないんだからぁ!」


『うん…だよね!大丈夫だよ冬子は私が守るから!』


今まで憎かった冬子

今ではたった一人の友達...


私はイジメられる側になって初めて気づいた


イジメられる辛さを

苦しみを


それに比べたら私が冬子に抱いていた嫉妬の苦しみなんて…

小さいものだった

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