わたし…イジメっ子です


学校が終わると今日も1日終わったと深呼吸する

これがいつの間にか癖になっていた


学校の帰り道


また後ろから春汰に話しかけられた


「夏生!ちょっといいか?」


『何?てゆうか、こっち来て』


私は春汰を人の目につかないところまで連れ出した


「おい…なんでわざわざこんな淋しいとこに」


『誰かに見られたらどうすんの?アンタまでイジメられるよ!』


私は春汰を睨んだ


嫌われたらもう関わってこないと思ったから


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