わたし…イジメっ子です


でもアキと紗耶香は黙っていなかった


紗耶香がヒステリックにいい放つ


「あんた達!なにやってるのよ!アキを裏切る気?」


その言葉にだれも口を開かなかった


「……そう、なら仕方ないね!今からあんた達全員バブね!」


「…いい加減にしろよ紗耶香!もうやめようぜ?俺達は抜けるよ…なぁ?」


春汰の問いかけにみんなは笑顔で答えた


「おうよ!ぶっちゃけもう飽きたしな」


「なんか疲れるしよ!」

私はその様子をポカンと見ていた


だって…私がいくら頑張っても誰も答えてくれなかった


そんな私を見て春汰は言った


「そこの二人!お前等も抜けるだろ?」


私と冬子は目を合わせてウンウンと頷いた


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