心のまま… 私

気まぐれ

誠さんを送り出し 、洗濯を済ませた。
 そして、いつもの様に、新聞の折り込みチラシに目をとうしていた。

『何かあるかなぁ?』

特に欲しい物が、あるわけでは無いが、私は独り言を呟きながら、折り込みを眺めていた。

すると私の気になる折り込みが、目に入った。

それは、隣街に出来たショッピングセンターのチラシである。

『そうだ!誠さんの出張の用意を買ってこよう。』

いつもは、近所のお店で買い物は済ませた。

その日は何故か、隣街まで足を伸ばしたのである。
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