★Black Star★

「その子が好きだったから。かな。」

「そうなんだ…」

…2人の中に、沈黙が流れる


キーンコーンカーンコーン…

チャイムが鳴った。

「そろそろ、戻る?」

あたしが聞くと、龍は
「なぁ、このまま、サボらねぇ?」

「えっ?」

すると、龍は起き上がり、あたしの手を握り、走り出した。
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