★Black Star★


「別に遊ぶ約束なんかしてないし。」

「は?じゃあ私の耳がおかしいって言うの?」

「あ。そうかもね」

「てめー」

愛が殴りかかってきた。

でもあたしは、それを素早くよけた。


すると、今度は6人全員でかかってきた。

(さすがに6人よけるのはムリか…)

そう思ったあたしは、まず1人をよけ、もう1人の手をつかんで、背中の方に勢いよく引っ張る。

すると、その女は泣きながら逃げた。

それに続いて1人、2人と逃げて行く。

そして、皆いなくなった。

(女に手だすつもり無かったのに…) ←『自分も女だっつーの。』

< 9 / 55 >

この作品をシェア

pagetop