出会い系恋愛物語
優子の過去
雅人と知り合って 体の関係ができてからは 週に3回は 愛し合っていた。

「優子 何が 寂しいの?過去に何があったの?」

雅人は 優しく 肩を抱き寄せて きいてきた。

優子は 7年前までは 明るくて、誰にでも好かれる 積極的な人間だった。

長男がいじめにあうと、体を張って守ってやるような母親だった…
夫を愛していた

子供も大好きだった。
子供の為に一生懸命働いた。

一日14時間労働の日が続いてた

収入は 働いただけ 上がっていった

ある時から釣り銭が合わなくなった。

暗算の間違いだった。
友人に忠告を受け 心療内科に通った。
不眠もあった。

「働きすぎです。少し休みましょう。明日から 入院してください」
入院した。人間ドックを頭からお尻までやったが 異常はなかった。
心の病気になっていた。
優子は 鬱になっていた…

そして寂しくて 寂しくて ただ 心が ぽっかり 穴があき 吹雪が吹いていた。

雅人との出会い 寂しいと 繰り返し言った。
「どうして そんなに 寂しいの 自分でよかったら 聞いてあげるよ」

「ありがとう…」

優子は これまでの転落人生を雅人に話し始めた。少しずつ…


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