美しい花−先生と秘密な関係−【上】
先生の口の悪さにケイくんびっくりして泣きそうな顔になってる。





「ケイくん、大丈夫だよ…このおじちゃん怖くないからね?桜ちゃんの先生なんだよ?」


「せんせい?」


「うん!ほんとはすごく優しいんだよ」


「ほんとに?」





あたしはケイくんの頭を撫でながら落ち着かせるように言う。




「そうだよ、ケイ」




横からレンもケイくんの頭を撫で言ってくる。


ミラーをチラッとみたら先生と目があって、なんか微笑まれた。



なんの微笑みなのよ?



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