美しい花−先生と秘密な関係−【上】
あたしは家に入ると、すぐにシャワーを浴びた。

頭の上から熱いシャワーを浴び、体を何度も洗った。



すべての感触を忘れられますように……。



また泣けてきたけどそれもシャワーと一緒に流した。




シャワーから上がるとケイくんは帰っていて、ソファーに座り先生と話してる。


あたしはアイスコーヒーを入れて、先生に持って行った。





「先生、ありがとうございます」


「礼はもう言わねぇでいい」


「はい」





あたしはケイくんを着替えさせて、洗濯をしたり夕飯の支度をしたりしてた。


先生は帰らずにケイくんの相手をしてくれている。


でも、先生がいてくれてすごく安心してるあたしがいるよ………。




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