美しい花−先生と秘密な関係−【上】
アツくんの瞳にあたしが映ってる。



これでよかったんだよ。これからはお金の心配も将来の心配もしなくていいのよ。



アツくんはあたしに優しくキスをし、あたしを見つめながら微笑んでる。




「アザミ…愛してる…」




あたしは微笑んでアツくんを見た。


愛してるって初めて言われたけど、こんなものなんだね?



バスローブの裾からアツくんの手が入ってくる。


あの事件以来、誰にも抱かれてなかった。


だから、少し怖さを感じる。





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