美しい花−先生と秘密な関係−【上】
会議が終わって帰ろうとしてると携帯がなった。
誰だ?知らねぇ番号だな。




「はい」





俺が電話に出ると、お前からだってすぐに分かった。
たった一言、先生と言われただけで気づくって…。



また閉じ込められたって…何回閉じ込められてんだよ?また水でもかけられてなきゃいいがな。



俺は急いで鍵持って体育館に向かった。
扉を開けるとお前がいた。俺は近づくと…お前が震えてるのに気づいた。


どうした?って、その格好はもしかして…。



俺はお前を抱きしめた。




ここが学校だとか、お前が生徒だとか関係ねぇよ。


クソっ!!




俺には震えるお前を抱きしめてやる事しかできねぇ。




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