美しい花−先生と秘密な関係−【上】
自分で冷たく帰しといて、お前の事が気になって仕方がねぇ。


なんかようだったのか?そうだよな。こんな時間に来るくらいなんだし。




「祥介くん、もう一回しよ?」




俺はサヤカをベッドに押し倒した。目にはサヤカが映ってんのに、見てるのはサヤカじゃねぇ。





「悪いな…今日はもう帰れ」


「えっ?」


「ひとりにしてくれ」





こんな事は初めてで驚いてるよな?いつもは車で送ってやってるのに。


今日は送る気もしねぇ。





「さっきの子のせい?」


「あいつは関係ない」





めちゃくちゃ関係ありだがな。バレる嘘をついて無意味だって分かってる。




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