美しい花−先生と秘密な関係−【上】
でも、俺はもうお前以外抱けねぇかもしれねぇ。


いや、今でも抱くことくらいは出来る。


でも、全く気分がのらねぇんだ。集中できねぇし、何も感じねぇ。


サヤカがどんなけ色っぽい声でないても何も思わねぇ。


さっきは…お前には…あんなに愛おしく思ったのに。





「祥介くん、悩み事でもあるの?なんかいつもと違う」


「もう来るな」


「どうして?」


「俺には好きな女がいるって言っただろが」


「だから、体だけの関係でいいのよ。それにそのうち、またあたしを好きになるかもしれないでしょ?」





何を言ってやがる。
俺がまたサヤカを好きになる事はねぇよ。





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