美しい花−先生と秘密な関係−【上】

お前は誰かの愛人になってなかったのか？

なんだよそれ？なくなったなんて簡単に言いやがって。



俺は今まで我慢していた思いが抑えきれなくて、好きだと伝えた。



まさか、テツヤさんに聞かれちまうとは思わなかったな。


しかも、テツヤさんは俺とサヤカの企みも知ってるみてぇだし。



テツヤさんに背中を押されて帰っていくお前を引き止める事ができなかった。



今から思えば、俺は最低だった。

お前に酷い事をしたよな？



そんな俺にお前を好きになる資格なんてねぇのかもしれねぇ…でももう諦められねぇ。