美しい花−先生と秘密な関係−【上】
狭い場所で座りながら眠っていたから、体中がすこしだるい。


外の空気でもすいにいこうと思って立ち上がるとバスの中に先生が入ってきた。





「やっと起きたか?」


「はい」


「何度起こしたと思ってんだ?…ったく」


「すみません」





そんなに起きなかったのかな?結構すぐに起きるはずなのに。


よほど疲れてたのかな?




「ほら、食いもん買ってきたから食え」


「えっ、あ、ありがとうございます」





渡された袋にはサンドイッチとコーヒーが入ってた。





「あの、みんなは?」


「2時半まで自由行動だ」




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