美しい花−先生と秘密な関係−【上】
俺はお前にはバレないように毎晩お前の家に行く事にした。



ケイやレンは喜んでくれるし、懐いてくれていて可愛い。



お前もこんな風に喜んでくれたらな…。まあ、俺が酷い事をしたんだから仕方ないが。



でも、せめて許してもらいてぇな…。好きな女に恨まれるのは、正直辛すぎる。




誕生日の日はレンが誘ってくれた。さすがお前の弟だな…気が利くというか…いいやつだな。



お前は何も用意してねぇって言ったが、俺にはお前に会えた事が一番だ。


しかもハンバーグだし。


それに許してくれてる事も分かったし、毎日来てもいいとも言ってくれた。



おめでとうとも言ってくれたし、最高の誕生日になった。





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