美しい花−先生と秘密な関係−【上】
ここは夢の国。
あたしは夢を見せる魔法つかい。





「アザミ、今日もこのあと食事にいかない?」


「ごめんなさい、テツヤさん。今日は駄目なの…明日の朝、早くから用事があって…」


「そうか、それなら仕方ないね」


「ええ、ごめんなさい。これに懲りずにまた誘って下さい」





昨日もアフターだったのに、テツヤさんはお金大丈夫なの?


見た目はどこかの会社の社長とかお金持ちって感じじゃないけども。


まあ、お客様の財布の中身はあたしには関係ない。


未収さえなければそれでいいの。





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