美しい花−先生と秘密な関係−【上】
「俺が添い寝してやる…必ず来いよ?」





あたしの腰に手を回し自分の方へと抱き寄せる先生。


色っぽく言うからどっちがお客なのか分からないよ。


まるで、先生がホストみたい。





「添い寝だけ?」


「望むなら抱いてもやる」


「うふっ。どうしようかな?」


「フッ…勝手に悩んでろ!お前は絶対くる…そんで俺に惚れる」





えっ?なに?
凄く自信ありそうな余裕の表情じゃない?


それに惚れるってなに?
あたしは誰にも惚れたりはしないよ。


今は恋なんか邪魔になるだけだもの。





< 90 / 411 >

この作品をシェア

pagetop